人生を変える、心に響くビーチボーイズの名言集

ドラマ

ドラマ「ビーチボーイズ」は、97年にフジテレビの月9で放送された、反町隆史さんと竹野内豊さんがダブル主演された作品で、仕事やプライベートで行き場を失った二人がダイヤモンドヘッドという海沿いに建つ民宿でアルバイトとして暮らしながら、それぞれ自分の人生と向き合い、自分だけの生き方(自分の海)を探そうと模索しながら進む物語です。

ドラマの中では人生を見つめ直させてくれる、心に残る数々の名言があります。私の人生に1番影響を与えたドラマだと思っており、せっかくなので素敵な名言シーンをブログに書き残したいと思います。

名言その1(第1話)

海で広海と海都が釣りをしながら会話するシーン

広海「ガキの頃さー、夏休み楽しかったよねー。何であんなに楽しかったんだろ。俺なんかさ、別にほら学校行くのが嫌だったとかつらかったとかそう言う思いなかったんだけど、それでも夏休み楽しいんだよね、ワクワク楽しくあれしよこれしよって結局大したことできないんだけどさ。何で大人にはないんだろ。。」
海都「え?」
広海「ほら、ちょっと大人は働きすぎですよ。
海都「ひもだったんだろ?」
広海「あれはあれで立派な労働ですからー。でもま、捨てられちゃいましたけどねー。」
海都「いい加減でいいよな。」
広海「かもねー。」
海都「何が大人は働きすぎだ、ふざけんな。当たり前なんだよ、そんなの。逃げてるだけなんじゃないの。そうやってヘラヘラしてさ、大事なことから逃げてるだけなんじゃないの。
広海「いやー、何かいいなーこういうのって。青春て感じがしてさ。やっぱ夏の海って青春だよね。」

広海は答えをはぐらかしてますが、大人は働きすぎって広海の発言にそれは逃げだと答える海都。でも言った海都自身も実は仕事に対する向き合い方に葛藤を抱えている。深いですよね。

自分も社会人歴17年になるいい歳したサラリーマンですが、ふと働き方を振り返らせてくれるいい会話だなと思います。

名言その2(第2話)

民宿のオーナー勝と海都が2人で話すシーン

海都「どうしてここ(民宿)はじめようと思ったんですか?」
ん?いや楽しいかと思ってな。俺はな難しいことなんかなんにも考えちゃいないんだ。自分がそうしたいと思ったから、じゃあやるかーってそれだけ。シンプルイズベストってやつだな。

何かやりたいことがあるなら、難しく考えずにシンプルイズベストで動けってメッセージですね。迷いがある時に吹っ切ってくれる素敵な贈り言葉だと思います。

名言その3(第4話)

会社を辞めた海都に復職するように説得するため、民宿に訪れた部長と海都が釣りをしながら会話するシーン

部長「鈴木(海都の苗字)、何でもなみんなお前みたいにやりたいと思うんだよ。思うんだ。でもな、出来ないんだよ、現実には。将来のことや家族のこと、色んなことがあってな。できないんだよ。年取ったら今度こそって思うけど、そのときには大したことできなくなっちまうんだろうな。俺は人生なんてそんなもんだと思う。思うことにした。
海都「ええ。」
部長「やれよ。好きにやれよ。
海都「部長。。」
部長「それで失敗しろ。うんと後悔しろ。あんな馬鹿な真似するんじゃなかったって。会社辞めるなんて馬鹿だったって。ボロボロの人生送ってうんと後悔しろ。俺の人生が間違ってなかったって、お前が間違ってたんだったってこと、見せてくれよ。そのときまた見に来るよ。

シーンは代わり部長が帰った後のシーン。

広海「なあ、いいおっさんだったね。」
海都「ああ」
広海「参ったね、あれだけ言われるとちょっと堪えるね。」
海都「うん。」
広海「あんたさ」
海都「何?」
広海「後悔してないの?」
海都「何が?」
広海「将来棒に振ってさ。それを心配してあの人言ってたんだろ。」
海都「するかもねー、後悔。あとでさ。それも楽しいじゃん。そんときあんたを恨むよ。あの時車を助けさえしなかったらってさ。ぜーんぶあんたのせいにするよ。」
広海「たまんないねー!」
海都「たまんないねー。」
2人笑い合う。

復職するように説得しに来たはずの部長だったが、民宿で生活する海都を見て、「好きにやれ」と将来を棒に振るリスクを辛辣に語りながらも、背中を推してくれるとても感動的なシーン。
その後広海との会話の中で、後悔したとしてもそれも楽しいじゃんと一蹴する海都。好きに生きる人生への覚悟を感じる胸を貫かれるような名シーンだと思います。

名言その4(第10話)

夏の終わりのシーズンを迎え、民宿のオーナー勝が広海と海都を連れて山にキャンプに行き、その夜広海と海都が2人で話し合うシーン

広海「なんかさ、かっこいいよな社長。」
海都「ああ。あんたさ、あんな風になりたいんじゃないの。」
広海「うん。」
海都「何となくわかるよ。」
広海「いついちゃおうっかなー。ほらあんな風に歳とってけたら最高だと思うんだよねー。」
海都「うん。社長さ、なんで俺たちここに連れてきてくれたんだろうな。」
広海「え?」
海都「いや、なんとなくさ。。社長の基地か。社長がかっこいいのはさ、好きなこと自分で見つけて、なんというのかな、それにこだわって生きてるからなんだろうな。
広海「うん。」
海都「俺にとっての会社もあんたにとっても水泳もさ、そうじゃなかったんだよな。
広海「うん。」
海都「うらやましいよ。それがある人は。」
広海「うん。おれさ、もうちょっと社長の背中見ていたい気がするな。」
海都「うん。」

このシーン、ビーチボーイズで1番好きなシーンです。自分で好きなことを見つけてそれにこだわって生きる生き方、セリフ聞いててしびれます。。自分はそんな生き方出来てないなーって思いながらいつかはそんな生き方したいなーってつい思ってしまいます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?やっぱりビーチボーイズは本当素敵なドラマだと思います。
好きなことにこだわって生きる人生の大事さを感じさせてくれる素敵な素敵なドラマだと思います。

タイトルとURLをコピーしました