車 維持費の節約術(タイヤ選びや車検場選び、簡単DIYを駆使する)

節約

車はよくマイホームに次ぐ大きな買い物だと言われていますが、本体価格もさることながら維持費も相当な出費になります。
私もマイカーを保有して20年になりますが、今までにやって効果のあった節約術について、具体的な金額比較を示しながらご紹介していきたいと思います。

結論から言いますと、節約のポイントは「脱オールディーラー任せ」だと思います。

わかりやすく例えますと、夕飯を外食する場合と自宅で自炊する場合では、外食した方が高くつく理由と同じだと思います。
外食が高い理由を考えてみますと、外食の場合には以下のようなサービス料金が加算されるからと考えられます。

  • 調理費(料理人の人件費など)
  • レジやフロアスタッフの人件費
  • 建物、調理機材などの維持費
  • お店の純利益

外食だと、食材の調達、調理、配膳、後片付けなどは全てお任せですが、これらは全てサービスになるため当然サービス料金が発生します。逆にどれか1つでも自分でやればそれだけサービス料金がなくなり節約可能となります。
これはディーラーに置き換えても理論は変わらないと思います。
とはいえ車の場合、技術的な部分が多くを占めるためディーラーに頼らざるを得ない実情はあるかと思いますが、ポイントは「作業内容によって上手くカー用品店や民間車検場、DIYを駆使する」ことで今よりも維持費を安くすることが可能になるという点です。それでは早速、1つ1つの節約術について紹介してまいります。

タイヤ交換(アジアンタイヤに変える)

節約術その1、タイヤ交換です。通常タイヤ交換をディーラーで頼む場合、営業マンから紹介された純正国産タイヤあるいはそれに近い性能のタイヤを購入し、交換(装着)することになります。
カー量販店の場合の場合もタイヤのバリエーションは増えますが基本は同じです。
ここで、「脱オールディーラー任せその1」です。
確かに純正国産タイヤは安心、安全ですが、実はアジアンタイヤも今や国産タイヤに負けじと性能は悪くありません。実際タイヤに負担のかかる日本の最高峰レース、スーパーGTなどでも使用されており、一般向けタイヤも日本よりも悪路が多い分、丈夫に作られているとも言われています。もはやアジアンタイヤは国産タイヤと比べても遜色ないとされるのが現況です。
詳しくアジアンタイヤについて知りたい方は下記のサイトを参照下さい。

アジアンタイヤのメーカー別の特徴とおすすめブランド12選
アジアンタイヤメーカーをピックアップして、ブランドの特徴とおすすめタイヤ紹介。価格が安いだけでなく性能面でも評価が高いアジアンタイヤの中でも、売上ランキング上位のハンコックのスポーツタイヤや、マキシスのSUVタイヤはネット通販でも人気。

そして節約の観点で見ても格段に差があります。
以下は国産のハイグレードタイヤとアジアンタイヤとして有名なNANJANG(ナンカン)のハイグレードタイヤの比較です。

銘柄1本あたりの値段4本あたりの値段
ナンカン
NS2-R
245/40R18
13280円53120円
ブリジストン
POTENZA RE-71R
245/45R18
28990円115960円

このように圧倒的な値段差となります。私はもう15年以上アジアンタイヤばかり履いていますが、1度もタイヤトラブルにあったことはありませんし、金額にして上記の何回分も節約出来ていることにります。
ディーラーではそもそもアジアンタイヤを取り扱いしている店舗は未だ多くないと思いますので、アジアンタイヤを購入する場合は、AUTOWAYという国内の販売店を通して購入することになります。
購入方法や購入後のタイヤの装着方法については、下記のブログを参照下さい。

バッテリー交換(超簡単DIY)

節約術その2はバッテリー交換になります。こちらも車検の際にディーラーで交換すると高くついてしまう、高効率な節約対象候補です。
じつはこのバッテリー交換自分で簡単に出来てしまう作業で、ドライバーとレンチがあれば10分とかからずにDIYで交換出来てしまいます。家具の組み立てと難易度はかわりません。基本的にネジ類を外すだけで交換できます。因みに私はただのクルマ好き素人ですが、3~5分あれば交換出来ます。
DIYでの交換方法はこちらのブログを参照下さい。

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本題の節約ですが、実際にディーラーで見積もってもらったときの金額とDIYの際の金額になります。

バッテリー代工賃
ディーラー見積もり24800円2500円
DIY10316円
ネットで購入
0円

なんと15000円以上の差額が出ています。基本的にディーラーではバッテリー代が定価販売になります。因みにアマゾンだとその半額以下の値段で買えてしまうのです。
私はいつも車検でバッテリーを交換するか聞かれると必ずお断りしています。たったこれだけのことを自分で行うだけで、15000円近くも節約できるのです。「脱オールディーラー任せその2」です。ぜひDIYで節約してしまいましょう!

車検場選び(民間車検場)

節約術その3は、車検場選びです。
これも知られている話ではありますが、ディーラーで車検に出した場合、実は下請けとなる民間車検場に依頼を出しているという話です。こういった場合お決まりのパターンとして必ず依頼するディーラー側も先程の外食理論に基づき、サービス料金を下請けに依頼する費用に上乗せしますので、作業費用以上に値段が高くつきます。
ここで、「脱オールディーラー任せその3」になります。
下請けとなる民間車検場と直接連絡してそこで車検を通せば、先程のサービス料金がチャラになります。
これは車検ではありませんが、以前私がラジエターの故障でディーラーと民間車検場で相見積もりした際には同じ作業でもこれだけの差分がありました。

LLC漏れ修理パーツ代工賃総額
ディーラー19151円42336円61487円
民間車検場8320円16000円24320円

パーツ代も差がありますが、工賃が倍以上違います。これが仲介手数料やサービス料金として払っていると思うとバカバカしいと思ってしまいます。余談ですが、民間車検場は様々なディーラーから作業を請け負っていることが多いためいろいろなメーカーのディーラーとのコネクションがあります。ですので他のメーカーに乗り換えたからと言ってディーラーのようにそれきりの付き合いではなく、末永くお付き合いして親密になれるメリットもあります。
私もかれこれ20年、トヨタ、マツダ、スバル、クライスラーとじつに様々なメーカーの車を乗り換えて来ましたが、お世話になっている車検場はいつも同じで大変仲良い関係です。話を元に戻しますが、民間車検場に車検やその他修理作業を依頼した方が大幅な節約になります。

おわりに

いかがでしたでしょうか?上記節約術を組み合わせただけでも簡単に10万以上節約が出来てしまいます。
マイカーをお持ちの皆様ぜひ「脱オールディーラー任せ」して節約にトライして見てください。

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